セロリの栄養成分
では、セロリの栄養成分量(可食部100gあたりの成分)を見てみましょう。
エネルギー | 15kcal | 水分 | 94.7g | たんぱく質 | 1.0g | 脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 3.2g | 灰分 | 1.0g | 飽和脂肪酸 | ゼロ | 不飽和脂肪酸 | ゼロ |
コレステロール | ゼロ | 食物繊維 | 1.5g |
ビタミン類では、
カロチン | 44μg | E | 0.25mg | K | 10μg | B1 | 0.03mg |
B2 | 0.03mg | ナイアシン | 0mg | B6 | 0.08mg | 葉酸 | 29μg |
パントテン酸 | 0.26mg | C | 7mg |
無機質類では、
ナトリウム | 28mg | カリウム | 410mg | カルシウム | 39mg | マグネシウム | 9mg |
リン | 39mg | 鉄 | 0.2mg |
こうしてみてみると、確かに豊富な栄養成分が含まれているというわけではないのですが、特徴的なのはビタミンUが含まれていたり、独特な香りの成分となっているアピオイルが含まれていることでしょう。
ビタミンA効力、ビタミンCも含まれています。ビタミンA効力とは、生活習慣病予防に役立つ代表的な栄養素となるβ-カロチンのことです。これは抗発ガン作用、免疫賦活作用などで知られる成分ですが、何よりβ-カロチンはその効率性が優れています。それは体内に取りこんだβ-カロチンが必要に応じてビタミンAに変換されるからです。
その他の効果としては、白内障予防と改善、視力を維持する効果、粘膜や皮膚の健全化促進、髪の健全化促進などがあります。また、呼吸器系統(喉や肺など)のを保護する効果もあるとされています。ビタミンCにも高い抗酸化力があり、美肌効果も女性にはありがたい効果でしょう。